【映画紹介】おすすめ将棋映画三部作+α
将棋映画といえば古典の『王将』があるが、今回ご紹介するのは比較的最近の作品。
『聖の青春』(さとしのせいしゅん)2016年11月19日公開。
難病により29歳で急逝した村山 聖(むらやま さとし、1969年(昭和44年)6月15日 – 1998年(平成10年)8月8日)を主人公にしたノンフィクションが原作。
村山を演じた松山ケンイチは役作りで20kgも増量した。
羽生善治を演じた東出昌大の徹底した役作りも話題を呼んだ。
羽生さんはなかなか似ていたのである。
『3月のライオン 前編 / 後編』2017年3月18日に前編が公開され、同年4月22日に後編が公開された。
監督 大友啓史
出演は神木隆之介・有村架純
幼いころに交通事故で家族を失った主人公桐山零は、父の友人である棋士、幸田に内弟子として引き取られ、15歳でプロ棋士となった天才。
幸田の実子の香子たちとの軋轢もあり、六月町にて1人暮らしを始めた零は1年遅れで高校に編入する。
自らの境遇を停滞していると感じていた零は、ある日先輩棋士に無理やり付き合わされたあげくに酔いつぶされ、倒れこんでいたところを川本あかりに介抱されたことがきっかけで、橋向かいの三月町に住む川本家と出会い、3姉妹と夕食を共にするなど交流を持つようになる。
神木隆之介がの出演作にはアタリが多い。
『泣き虫しょったんの奇跡』2018年9月7日公開。
将棋棋士・瀬川晶司の自伝、及びその映像化作品である。サブタイトルは『サラリーマンから将棋のプロへ』。
26歳で年齢制限プロになる夢を絶たれたサラリーマンが再び夢を掴もうとする、実話を基にした物語。
プロ養成機関である奨励会を退会し、大学を経てサラリーマンになって安定を得たものの、アマ強豪としてプロ公式戦に参加して7割を超える勝率を挙げ、多くの人々の支援を得て日本将棋連盟を動かし、規定に存在しないプロ編入試験を実現した瀬川の前半生を記している。
実際にプロ編入試験を実現した瀬川の姿を見たものとしてはこういう映画ができるのは嬉しいものである。
『AWAKE』2020年12月25日公開
2015年4月11日の将棋電王戦FINAL第5局で繰り広げられた棋士とコンピュータの対局にインスパイアされたドラマ。
プロ棋士の夢に破れた青年が、AI将棋の世界に飛び込んでいく。
監督は『ハッピーエンド』などの山田篤宏。『青くて痛くて脆い』などの吉沢亮、『街の上で』などの若葉竜也のほか、落合モトキ、寛 一 郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことたちが出演する。
すいません、まだ未見です。