やめておけ 人の行動や決意に待ったをかける人
何かの夢を持って行動しようとした時にそれに待ったをかけようとする人がいます。
「俺、ミュージシャンになりたいんだ」「売れればいいけど売れなかったら悲惨だぞ。やめておけ」
「俺、小説家になりたいんだ」「ものになるのは大変だぞ。やめておけ」
「俺、映画監督になりたいんだ」「お前がなれるわけないだろう。やめておけ」
こんな会話をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
この「やめておけ」と言っている人は決して悪意があって発言しているわけではないでしょう。
おそらくアナタのためを思って善意で言っているのです。
これが親のならばその言葉の重みはかなりのものでしょう。
ではこれらの人々が言いっている事は正しく、それに従った方がよいのでしょうか?
もしこの発言の通りならばこの世にミュージシャンや小説家、映画監督は存在しないことになります。
それらのポジションを獲得した人々は全員が「やめておけ」を無視したか振り払って夢を追いかけたからなのです。
夢を追いかけて達成した人より、挫折した人の方が多いでしょう。
それでも夢は追いかけなければつかめないのです。
つまり善意の「やめておけ」は夢を追う人間にとっては大きなお世話以外の何ものでもありません。
大体その業界の大変さを知らずにどのような具体的なアドバイスができるでしょうか?

もし私の前に、「アニメの監督になりたい」という若者が現れたならばどうすると思います?
私はアニメ業界で40年仕事をしています。
その言葉は素人に比べて格段に重いでしょう。
私はさっきの質問にきっとこう言いいます、
「収入も不安定で先のことなんか分からない業界だ。だからやめておけ」
これで諦めるならその人の夢はその程度のものだったのでしょう。
ただし、諦めることを悪いことだとも悪く言うこともありません。
決断した人の一度しかない人生なのです。
不向きな業種を選んで苦しむよりも、悔いを残さず、他の新しい分野で次の夢を掴んでもらいたいのです。
ただ、私が「やめておけ」と言っても夢を追いかけたい奴は勝手に追いかけ続けます。
追いかけ続けた者だけが夢に到達するのは事実です。
私は現在、若い頃に描いていた夢とは少し違いますが、まあまあ近い所におります。
諦めが悪いのが取り柄だったのかもしれません。
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