アニメの助監督のお仕事『ISLAND(2018年)』
『ISLAND』(アイランド)は、フロントウイングより2016年4月28日に発売されたWindows用ゲームソフトが原作。
監督は川口敬一郎。
本土から離れた南の島「浦島」が舞台。
ある日、未来から来たという青年(主人公)が流れつき、浦島御三家の少女たちと出会い、未来を変えるために奮闘する。
ラストにびっくりした方もいらっしゃるのではないか?
助監督としてのお仕事は、コンテ撮の素材作り、各話の色彩・背景・撮影打ち合わせの立ち会い。あとは編集に立ち会った。
助監督としてはアフレコ・ダビングには立ち会っていない。
今までと違っていたのはロケハンの多さ。
舞台となる「浦島」のモデルである新島に何度も通って写真や動画を撮った。
ちなみに新島とはこちら、
新島(にいじま)は東京から南に約160km、静岡県下田市から南東に36kmの位置にある。
行政上の所属は東京都新島村。
ちなみにこの島の地元の車は「品川ナンバー」だったな。いいな。
道が狭いの軽乗用車が多かった気がする。
サーファーや海水浴客などに主眼を置いた観光業、漁業などが盛ん。
とにかく海が美しい。砂浜はどこまでも白くホントにここは日本かと思うぐらいに綺麗である。
ISLANDにもこの島の風景がふんだんに取り入れられている。
最初のロケハンでは自転車に乗って島内を走り回ったが、ゆるいと思っていた坂が意外にきつく往生した。
歳だな。
とは言え旅行が大好きなのでロケハンは全く苦にならない。行き足らないぐらいだ。
冒頭、主人公が流れ着いた海岸のモデルが羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)。
波が大きくサーフィン、ボディボードの適地だそうだ。
一緒に行った演出さんが海を撮影中に危うく波にさらわれそうになったのもいい思い出だ。
下の動画は新島に向かう夜行の連絡船でレインボーブリッジをくぐった時のもの(見れなかったらごめんなさい)