必読書 アニメーターや演出の役に立つ本 マイケル・ケイン著『映画の演技』
演出をやるときの裏付けとして助かった本だ。
マイケル・ケイン(Michael Caine, CBE、1933年3月14日 – )は、イギリスの俳優で『ミニミニ大作戦』や『王になろうとした男』『遠すぎた橋』『殺しのドレス』などに出演している名優。
そんな彼が執筆したのが『映画の演技』だ。
冒頭だったと思うが、相手役とセリフ合わせのリハーサルをやっている際に、二人の間をスタッフが横切った時、「あ、ごめん。練習のじゃまをして」と言われるようじゃだめだ。
「話をさえぎってごめん」と言われるようにならなきゃだめだ。みたいなことが書いてあった。
では、どうすれば良いのかというのが、この本の中に書かれている。
あと、舞台の演技と映画の演技の違いにも言及している。
演技に関する本はいくつか読んでみたが観念的なものが多く失望することが多かったが、この本に書かれていることはどれも具体的で非常に分かりやすかった。
手に入れるのが難しくなっているようなので図書館などで探してでも読んでもらいたい。
かならず参考になるはずだ。