ツッコミなしボケ倒しゆるゆるコメディー映画 『ルンバ!』 (2008)
ジャンル的にはコメディーだと思うのだが一筋縄では行かない作品。
とりあえずコメディー映画のおすすめ! にしておく。
『ルンバ!』(Rumba)は、2008年のフランス・ベルギー映画。ドミニク・アベルとフィオナ・ゴードンの道化師夫婦による長編映画第二作目。
ロスト・イン・パリ (2016)でも監督を努めている。
Wikipediaのストーリー説明には、
ブリッセル近郊で小学校教師をしているドムとフィオナの夫婦はダンスが好きで、県の大会では優勝するほどの実力者であった。だがある日、交通事故によってフィオナは片足を失い、ドムは記憶を失って、夫婦は一気にどん底へと突き落とされる。
とあるが悲惨さはほとんど無く、気楽にくすくす笑っていられる映画だと思う。
基本的に台詞が少なく、体の動きを使ったギャグで物語を展開させてゆくが、チャップリンやバスター・キートンのような体のキレはなく、ゆるい。
だがそれが良い。
この作品のゆるいムードにはぴったりだと思う。
監督・主演のアベル&ゴードン曰く「道化師出身ではなく、現役の道化師。道化師として映画を監督している」とのこと。
ゆるめの映画が大好きな人におすすめ!
日本では現在メディアの発売がないので、見かけときにぜひご鑑賞あれ。