仕事で携わったアニメたち 2014年 『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』とか『ノーゲーム・ノーライフ』とか
アイカツ!(2014年、絵コンテ)
バンダイが発売するデータカードダス(DCD)アイカツ!を原作・原案としたテレビ東京系列のアニメ。
監督は木村隆一。
自分はこういうアニメが好きなのだなと思った次第である。
ウィッチクラフトワークス(2014年、演出)
水薙竜によるファンタジー漫画が原作。
監督は水島努。
現代社会のようでありながら歴史の影で「工房の魔女」と「塔の魔女」と呼ばれる2派閥の魔女が対立を続けてきた世界を舞台とし、ごく普通の高校生として生活をしていながら突如塔の魔女に襲われ始めた主人公・多華宮仄(たかみや ほのか)と、仄の同級生であり彼を守ることを使命とする工房の魔女・火々里綾火(かがり あやか)の交流や活躍を描く。
演出を1本担当している。
プロレス技をできたので満足している。
ノブナガン(2014年、絵コンテ)
久正人による漫画が原作。
監督は近藤信宏。
絵コンテを1本担当した。
ごく平凡な日本人女子高生・小椋しおが仲間と共に、地球の生態系を脅かす宇宙生物「進化侵略体」と戦う、SFバトルアクション漫画。
公式サイトでは「スタイリッシュ・アクションコミック」(アニメ公式サイトでは「スタイリッシュバトルアクションアニメ」)のコピーが掲げられている。
小椋しおを含む主要キャラクターたちは、歴史上の偉人の遺伝子を改良して特殊能力を得た「E遺伝子ホルダー(イージーンホルダー)」として国際的な防衛組織「DOGOO(ドグー)」に所属し、人類共通の敵である「進化侵略体」との戦いを描く。
ノーゲーム・ノーライフ(2014年、演出)
榎宮祐によるライトノベルが原作。
監督はいしづかあつこ。
演出を1本担当している。
独特の色彩感覚が素晴らしい。
“全てがゲームで決まる”という異世界に召喚された天才ゲーマー兄妹が一癖も二癖もあるゲームに挑み、奇想天外な方法を駆使して攻略していく様をコメディタッチで描いている。
selector spread WIXOSS(2014年、絵コンテ)
テレビシリーズはタカラトミー発売のトレーディングカードゲーム(TCG)『WIXOSS』の商品展開と同時に制作され、販促アニメとしての一面を持つ。
監督は佐藤卓哉。
女子中高生の間で大流行しているTCG『WIXOSS』。
しかし、実はその中でも特別な「ルリグ」のカードを持つ者は「セレクター」と呼ばれ、普通の人間には気づかれないフィールドでカードバトルを繰り広げている。
そのバトルに勝ち続ければその胸に秘めた願いを叶えることが出来る「夢限少女」になれるという都市伝説が信じられていた。
FAIRY TAIL(2014年、絵コンテ)
真島ヒロによる漫画が原作。
監督は石平信司。
絵コンテを担当した。
世界中に幾多も存在する魔導士ギルド。
そこは、魔導士達に仕事の仲介などをする組合組織である。
立派な魔導士を目指す少女ルーシィは、ひょんなことから火を食べ火を吐き火を纏う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)ナツと喋る青い猫ハッピーと出会い、彼らの所属するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入する。
王国最強と謳われながらも問題児だらけの「妖精の尻尾」だが、ルーシィはナツとハッピーとチームを組んで様々な依頼に挑んでいく。
クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年、絵コンテ・演出)
2014年4月19日に公開された『クレヨンしんちゃん』劇場映画シリーズ第22作目。
監督は高橋渉。
自分は一部の絵コンテと演出を担当している。
11年ぶりにクレヨンしんちゃんに参加した思い出深い作品。
野原ひろし / ロボひろしの声優を務めた藤原啓治さんが2020年4月12日に亡くなりました。
生前は打ち上げや新年会などでカラオケなどご一緒したことがあるだけに非常に残念な気持ちです。
私が監督や演出を務めた作品でも声優を務められておりました。
その節は色々とお世話になりました。
あなたのどこか飄々とした演技を忘れることは決してないでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。