公開当時最後の大作戦争映画と言われた『遠すぎた橋(1977)』
公開当時最後の戦争大作映画とも言われた異色作。
物量はそれなりにすごい。
諸行無常の風が吹く大好きな戦争映画のひとつ。
コーネリアス・ライアンの著作『遙かなる橋(A Bridge Too Far)』を原作として、俳優で、後に映画監督としても大成するリチャード・アッテンボローが映画化した。
ロバート・レッドフォード、ジーン・ハックマン、ローレンス・オリヴィエ、エリオット・グールド、マイケル・ケイン、ダーク・ボガード、ショーン・コネリー、アンソニー・ホプキンス、マクシミリアン・シェルなど、往年の名優がオールスターキャストで出演している。
第二次世界大戦後期に行われた連合軍の大失敗した空挺作戦であるマーケット・ガーデン作戦を題材にしている。
大組織が一度決定した事案は、途中でリスクが浮上しても動き出したらもう止まらない。
たとえ失敗するのが分かっていても。
という、現代でもどこかで起きていそう話である。
この映画を観るたびに何かを行うなら下っ端ではなく企画する側に回らなければいかんのだなと思ってしまう。
上層部が失敗を認めるまで敵味方含めて相当な犠牲者が出る。
戦闘シーンはCGを使っていないので結構な存在感があった。
物量はなかなかなもので、この作品を超えるものはそうざらには無い。
もちろんおすすめの戦争映画。
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