古いアニメ映画のおすすめは? 『長靴をはいた猫』『どうぶつ宝島』
たまにはアニメでも見てみるかという方のために、おすすめめアニメ映画のご紹介を業界歴40年のアニメおやじがやってます。
前回語り残して、今回ご紹介するのは『長靴をはいた猫』(1969年)と『どうぶつ宝島』(1971年)
もはや古典アニメですが、この二本はすごく面白いの。というか楽しいアニメなの。
長靴をはいた猫は1969年(昭和44年)に東映まんがまつりのうちの一作として公開されました。
アニメおやじの世代では業界基礎教養アニメになっており、通称「長ねこ」って呼んでました。
シャルル・ペローの原作をアレンジして、ギャグありミュージカルありアクションありの、とてつもなく楽しい一品になっています。
子供向きとして作られていますが大人が観たって楽しいです。
若き日の宮崎駿をはじめ参加スタッフたちの脂が乗りきっており、アニメーションもかなり高いレベルで動き回っています。
つづいて『どうぶつ宝島』
1971年の映画です。
これも業界基礎教養アニメでした。通称は「ど宝」
海賊映画に駄作なし!
こちらも『長靴をはいた猫』のスタッフがほぼそのまま参加しており、ギャグ・ミージカル・アクションが素晴らしいアニメです。
「ちっちゃい、ちっちゃい(以下略)」のテーマソングが耳に残って離れません。
以上二本ですが、アニメおやじの世代ではアニメ業界に在籍している者は見ていて当然のアニメだったのですが、平成生まれになると知っている人が少なくなってきます。
業界の若い人にもぜひ観てもらいたい二本です。
以上、古典アニメおすすめの二本でした。