国鉄から撮影拒否をくらったパニック映画 新幹線大爆破(1975)
オールスターキャストによるパニック映画のおすすめ!
なぜか日本よりも海外での評価が高い作品である。
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以下Wikipediaより再構成
「新幹線が走行速度80km/hを下回ると爆発する」という状況下で繰り広げられる、犯人と国鉄・警察との攻防劇。
後の同類の映画に多大な影響を与えた。
新幹線に爆弾を仕掛け身代金を要求する犯人、危機の回避に全力を尽くす日本国有鉄道(国鉄)サイド、わずかな糸口を頼りにその正体を追いかけ、徐々に犯人グループを追い詰めていく警察、パニックを起こす乗客の姿で主に構成されている。
犯人側の人生背景にも大きくスポットが当てられており、町の零細工場の経営に失敗した男・過激派くずれ・集団就職で都会に来た沖縄出身の青年がなぜ犯行に至ったのか、日本の高度経済成長時代への批判を暗示しつつ明らかにされていく。
犯人側にもドラマを与え感情移入を狙った演出も相まって、単なるパニックムービーとして括れないことが高評価に繋がっている。
国鉄に、実物の新幹線0系電車の撮影協力を交渉したところ、安全を謳い文句にしていた国鉄は、刺激的な映画のタイトルに難色を示し、交渉の末にいっさいの撮影協力を断られた。