小説「大正野球娘。」の表紙で驚いた
Amazonの検索で「大正野球娘。」と入れてみると、一番最初に北米版のBlu-rayが出てきた。
これが一番売れているのかな?
ところでこれで驚いたわけではない。
二番目に出てくる小説で驚いたのだ。
説明文にはこう書かれている。
男子に野球で挑む、名門女子校のモガ9人!
時は、大正十四年七月――。
東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅は、洋食屋《すず川》の一人娘で、十四歳。
ある日突然、級友の小笠原晶子に、「一緒に野球をしていただきたいの!」と誘われた!?
親が貿易を営む御令嬢の威厳に圧され、思わず頷いてしまう小梅……。
野球がどんなものかをまったく知らないのに!
どうやら、小笠原家のパーティーに出席していた、朝香中学の岩崎荘介に関係している模様。
しかも、晶子と荘介は、なにやら因縁があるらしく――。
なんとか、英語のアンナ先生から野球を教えてもらえることにはなったが、思わぬ壁が立ちはだかって。
大正モガが、野球にグルメにと、ハイカラな時代を奔り回る、シリーズ第一弾!
文中の「モガ」はWikipediaによれば、
モボ・モガとは、それぞれ「モダンボーイ」(modern boy)、「モダンガール」(modern girl)を略していった語。1920年代(大正9年から昭和4年まで)の都会に、西洋文化の影響を受けて新しい風俗や流行現象に現れた、当時は先端的な若い男女のことを、主に外見的な特徴を指してこう呼んだ。戦前の日本の若者文化では、最も有名な例である。
なんてことが書いてある。
面白いのでぜひお買い求めください。
ここまで宣伝。
で、何に驚いたのかというと。
表紙を見て気づいたのだが、タイトルの「大正野球娘。」の下に「長編時代ロマンス」とあるのだ。
そうか、大正はとうとう時代小説の分野になったのだな……。