底辺のほのぼの恋物語 百円の恋(2014)
いやあ、いい映画だった。
いろいろあったけど、観終わると良かったなと思える映画。薦めてくれた友人に感謝。
主人公の実家に引き籠ってテレビゲーム漬けの毎日を送る無職の32歳で、無愛想でガサツな、格好も性格もだらしない主人公の女を安藤サクラが演じている。
安藤の役に対するアプローチは本物の「女優」って感じがする。大したものだ。
あれだ、ロバート・デニーロに似ているかもしれない。

物語で主人公にかかわる人物の8割がクズというかダメ人間。
もちろん彼女もダメ人間だ。
冒頭の彼女はなかば自業自得で人間関係の災難に見舞われ、ずぶずぶと世間の淀みに落ちかける。
でも最後まで観ると「ああ、よかったなあ」と思えるの自分がいた。
つまりこの映画は良い映画なのだ。
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