携帯の調子が悪くなりショップに相談に行ったら係のお姉さんが固まった件
まだ十年たっていないと思うのだが、まあだいたいそのくらいの頃の話である。
当時の私はまだガラケーを使っていた。
下の画像がガラケーだ。
使っていた機種とは違うがだいたいこんな形をしていた。
そのガラケーの調子が悪くなりショップへ相談に行ったのだ。
しばし待たされ、私の前にあらわれた担当さんはとても愛想の良いお姉さんであった。
お姉さんにガラケーの具合を説明したところ、
「拝見させていただいてよろしいですか?」と言われたので、ガラケーの電源を入れて手渡した。
受け取ったお姉さんは待ち受け画面を見るなり固まった。
下の画像が当時の待ち受け画面である。
お姉さんは声こそあげなかったが、「うっ……」と言っているのが聞こえた気がした。
というか、表情からはっきりと分かった。
まあ気持ちはわかる。
五十を越えたおっさんの待ち受け画面ではないよな。
私は慌てて「ち、違うんです! ボ、ボクはこの作品で監督をやってまして、だからその待ち受けを……」
と説明するのもなんか違うなと考え、思いとどまったのであった。
あれから長い月日が去ったのだが、いまだに風呂に入った時などに、ふいにこの思い出が蘇り絶叫したりするのである。