早すぎたギャグ映画 弾丸特急ジェット・バス(1976)
後に大量に作られることになるパロディ満載ギャグ映画の先駆を成す作品。
史上初の原子力バス『サイクロプス号』の処女運行が始まる。
このバスは2両連結、全長50mで中にプールまで設備されている巨大なバスだ。
このバスがニューヨークからデンバー(コロラド州)まで、多くの旅客を乗せて旅をする。
もしこのツアーが成功すれば原子力が台頭し石油業界は危機に陥ってしまうと考えた石油会社グループは、あの手この手で原子力バスの妨害工作を行う。
映画や映像のパロディー満載で、ドタバタありのコメディーというかギャグ映画だ。
後にZAZが似たような映画をいくつか作ったが、それらに比べると本作はやや鈍い。
とは言えギャグ・パロディー映画の先駆を成している作品なので観ておいて損はないけど、怒らないでね。