目標に至る道はひとつではない
就職や自分の進む道にお悩みのあなた。
または望んでいた進路に進めず心が折れかけたあなたへ。
道はひとつではありません。
登山に例えるなら、頂上を目指すルートはひとつではありません。
きっといくつかのルートが存在するものです。
私自身はアニメの監督を目指しました。
19歳の時で、私は北海道に住んでいました。
途中いくつか分かれ道がありましたが、新聞配達をしながら東京で専門学校へ行くことにしました。
ただ、この専門学校はアニメではなく写真や実写映画系の専門学校でした。
アニメ会社へのコネはまったくありません。
しかも、私はその学校を留年・中退してしまったのです。
約二年間、奨学金を返済するために新聞配達をしました。
この頃が一番辛かった時代でした。
奨学金を返済後、何のアテもなくとりあえずアルバイトで食いつないでいました。
そんな時、当時のアルバイト紹介雑誌『アルバイトニュース』でアニメの撮影会社が新人を募集しているのを見つけました。
募集人員はわずかですが私はこれに賭けてみることにしました。
希望する演出職ではありませんが同じアニメ業界です。
入ってしまえば何とかなると考えて入社試験を受けたのです。
結果は合格でした。
私は23歳になっていました。
その後色々あって演出になったのが30歳。
監督になったのが44歳の時でした。
もし目標があるのなら、そこにたどり着く道はいくつかあるのだと思います。
絶望せずに前へ進んでみてください。
少しでも自分の夢に近い職を選べ