若きピーター・ジャクソンの大快作 ブレインデッド(1992)
コミカルB級スプラッタ・ホラー映画。監督はピーター・ジャクソン。
映画史上最大量の血液が飛び散ることで有名な作品。
とにかくテンションが半端ない!
ストーリーは、謎のネズミに噛まれた人々が次々にゾンビになってゆくというもの。これだけじゃ何が面白いのか分からないだろうけど、とにかく観て欲しい。
監督の地元の裏山で撮影したかのようなシーンから始まった時、私は「ああ、この映画はハズレだ」と思ってしまいました。
まるで学生映画のような出来に見えたからです。
しかし我慢して観続けていると、どんどん面白くなってゆくではありませんか。
特にカンフー神父が出てきたあたりで、「ああ、この映画は面白い」と確信しました。
えっ? カンフー神父が何かって?
それは観てのお楽しみ。
1993年にアボリアッツ国際ファンタスティック映画祭でグランプリ・批評家賞・SFX賞を受賞している。
この映画を観た後で監督がのちに『ロード・オブ・ザ・リング』を撮るなんてほとんどの人が思わないだろうなあ。