今からでも遅くないアニメ業界就職ガイド
アニメ業界に就職したい若者へ。
アニメ業界といっても様々な仕事があります。
演出・作画・美術・仕上げ・制作・音響・声優などほんとうに色々な種類があるんです。
ただし、もし自分が何をしたいのかはっきりしている人は迷わずその道へ進んで行ってください。
例えばアニメーターになりたいとか、声優になるんだ、そういう覚悟ができているあなたには今回のガイドは必要ありません。
アニメ業界は基本的に慢性的な人材不足です、どんな手を使ってでも一度入ってしまえば何とかなります。
頑張ってください。
さて今回のガイドは、アニメ業界に就職したいのだけれど、自分がどんな分野に向いているのか分からない、といった薄ぼんやりとしたビジョンしかない人のための職種適正ガイドです。
そんな覚悟で大丈夫か? と思うでしょうが大丈夫です。
アニメ業界ではアニメが好きで好きで大好きで! という人より、ちょっと興味があるのでやってみよっかなー、みたいな人が長いこと業界に残っているんです。
なんてったって慢性的な人手不足ですから。
それではまだ何をしてよいのか分からない人向けのアニメー業界就職ガイドを始めます。
ある日のこと知り合いの制作に、「あなたはアニメを見た時にどんなところで感動しましたか?」と聞かれました。
「まあ、あれだ。すげー良いストーリーだったとかいい演出で感動できたとかかな」
「普通そうですよね」
「普通じゃない人がいたのか?」
「ええ。この前の飲み会である声優さんと同席したときに、彼に質問したんです。どうして声優になったのですかと? そうすると彼が言うには、あるアニメを観た時にこんな演技をできるなんて声優すげえ! ってなったんだそうです」
この声優さんの感性は否定しませんが、自分とは違う観点でアニメに感動する人がいることがとても新鮮でした。
そこでアニメおやじは後日の飲み会で知り合いの作画監督に聞いてみました。
「あなたはアニメを観た時にどこに感動しましたか?」
「そりゃあすごい作画を観たときだな」
というわけでもう説明不要でしょう。
あなたがアニメを観た時に何に感動したか。それが大事なのです。
絵に感動したなら作画や美術をめざしてみてください。話や構成に感動したなら脚本や演出に、音楽に感動したなら音楽家を目指してみてください。
他人とは違うところで感動できるあなたには、その分野で成功できる感性があるかもしれません。
これを読んでくれたあなたと、いつか業界のどこかで出会える日を楽しみにしています。
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